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会社員の納税の仕組み

会社員をしていると結構見落としがちなのが税金です。

基本的に給料から差し引かれた状態で自分の手元にお金が

振り込まれるためどうしても税金を気にしていない方も多いと思います。

しかし支払っている以上自分とは無関係ではありません。

 

 

もしかしたら、その内独立したり個人事業主として生活していく

可能性も十分にあります。

さらに高い可能性で言うと副業などを行って個人で

収入が入る人も増えてくると思います。

実際私の周りでも事務の仕事をしながら、物販の副業で

収入を得ている方もいます。

 

ですのでこの記事は会社員の納税の仕組みから

自分が支払っている税金の仕組みを記事にしていきます!

 

 

1.所得税

所得税は所得に応じてかかる税金で所得によって比率が変わってきます。

・195万以下の場合5%

・195万~330万円の場合10%

・330万~695万円の場合20%

・695万~900万円の場合23%

・900万~1,800万円の場合33%

・1,800万~4,000万円の場合40%

・4,000万円超で45%

で設定されています。

 

このように所得が上がれば上がるほど税率も上がることを累進課税といいます。

これを知らずに給与明細を見て驚いた方も多いと思います。

実際所得が1000万になるとかなりの額が税金になるため

この辺りを念頭に入れて生活をしていく必要があります。

 

 

2.健康保険料

ケガや病気になった時に費用を負担してもらうために支払う税金になります。

会社員の場合は社会保険の保険証で加入する方がほとんどだと思います。

 

こちらは一律概ね10%前後なのですが、会社が半分負担してくれるので

国民健康保険に加入されている方よりも支払う額は少なくなります。

 

 

3.厚生年金

よく耳にする年金がここに当てはまります。

老後の生活のために支払う税金です。

 

こちらは個人事業主や学生などは一律ですが

会社員の場合は所得によって支払う額が変動します。

しかしこちらも会社が半分負担してくれるので

支払う額は抑えることができます!

 

 

4.雇用保険

こちらは会社に雇用されている方が支払う税金です。

こちらの税金を支払うことで

・会社を退職

・けがや病気

などの仕事が継続出来なくなった時の金銭的なリスクを

カバーすることを目的とした税金になっています。

 

そのため学生や個人事業主は加入することが出来ません。

この部分が個人事業主が不安に感じてしまう大きい要因でもあります。

 

 

5.住民税

住んでいる地域に収める税金になります。

こちらは一律で10%なので分かりやすい税金の支払いになっています。

 

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このように税金で支払っている金額を改めて数字で見ると

意外と支払っているんだなと勉強にもなってきます。

そして会社員は節税が難しいと言われているため

ここの税金をもろに支払う必要があります。

 

そんな会社員でもできる節税が

保険やiDeCo、つみたてNISAになります。

このブログではその辺りの情報も記事にしていきます!